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補聴器をつけている時に「ピーピー」と音がする現象をハウリングといいます。 今回は、ハウリングが起こる原因や抑制方法、また補聴器に搭載されているハウリング抑制機能についてお話いたします。

●補聴器のハウリングはなぜ起こる? ハウリングは、耳栓と耳の間から音が漏れてしまっていることが原因で起こります。 補聴器は、マイクに入って来た音をアンプで増幅し音の調整をして、レシーバーから音を出すという仕組みになっています。 そのため、漏れた音は再びマイクが拾ってアンプで音が増幅され、そして再び音が漏れて、またマイクがその音を拾うといったことが繰り返されます。 しかも音量は補聴器を通過するたびに大きくなるため、最終的にピーピーという音が鳴り出してしまうのです。

●ハウリングを防ぐ方法 ハウリングは耳と耳栓の隙間から音が漏れることで起こるため、ハウリングは耳に耳栓(耳あな型の場合は補聴器自体の形)をきちんと合わせることが大切になります。 また補聴器の中には、ハウリングを抑制する機能(ハウリング抑制機能)を搭載しているものもあります。

●ハウリング抑制機能 ハウリング抑制機能は、主に3つの方法でハウリングを抑制します。 1つ目は、特定の音の増幅の幅を小さくする方法。 ハウリングが発生する特定の高さ(周波数)の音だけ、補聴器から出る音の音量を下げるというものです。 2つ目は、ハウリングの音と反対の音(逆位相の音)を加えることでハウリングの音を打ち消す方法。 3つ目は、補聴器を循環する音の高さ(周波数)をずらす方法です。 ハウリングは特定の周波数帯域で起きるため、出力される音の高さをずらすことで、ハウリングの発生を防止します。 メーカーや商品によって使われている技術は異なりますが、基本的には上述した技術を組み合わせながら効果的にハウリングのコントロールを行っています。

しかし耳栓をきちんと合わせても、ハウリング抑制機能を利用してもハウリングが抑えきれない場合があります。 そんなときは、耳栓や補聴器の形が耳に合っていない可能性があります。 特に耳あな型の場合、耳の穴の形をとって補聴器をつくりますが、耳の形は年数と共に変わり、耳と形が合わずにハウリングが起こりやすくなってしまうこともあります。

対策を講じてもハウリングが止まらない場合は、補聴器センターめいりょうまで一度ご相談ください。


誠に勝手ながら、9月2日(火)は研修のため、臨時に営業時間の変更をさせていただきます。


9月2日 火曜日 9時30分~14時まで


お客様及びお取引先様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。

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垂水駅前店では、誠に勝手ながら下記日程を振替営業させていただきます。


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